残された人生の生き方を求めて

平均寿命まではまだまだですが、50代後半に差し掛かって、残された時間で、本当に知りたかったこと、そしてその答えを探してみたいです。私の考えたことや、その手助けになった本や体験を書いていきたいと思います。多分に宗教的な雰囲気にもなっていくかもしれませんが、直接宗教を題材にしたブログではありません。

宗教

仏像にまつわる思い出話~弥勒菩薩半跏像~

今回は仏像にまつわる思い出話を書いてみます。 私は十数年前から京都が好きになり、それ以来、年何回か訪れています。ですが、京都に行くようになったから、今のように仏教に関心が起きたわけではありません。つい一年ほど前までは、京都で好きなところは仏…

六道に思う ~阿満利麿先生の講演を聞いて~

前回の記事で、阿満利麿先生の講演を聞いて、自殺に関することを書きました。その中で、六道輪廻について触れて、果たして私は「輪廻」や、地獄や餓鬼などの「六道」を信じているのかという、自分自身の疑問も書きました。今回はそれについて、やはり先日の…

自殺では解決できない事 ~阿満利麿先生の講演を聞いて~

先日「日本仏教鑽仰会」主催の阿満利麿先生の講演会に行ってきました。阿満先生の講演を聞くのは二度目になります。演目は「『教行信証』に学ぶ」でした。 『教行信証』についての話がメインですが、むしろそれ以外のお話が多く、印象に残る話もたくさんあり…

法然院「新春法話」を聞いて ~私は極楽浄土を信じているのか?~

今年(2020年)のお正月は京都で過ごし、法然院で行われた梶田正章住職による「新春法話」を聞いてきました。実は今回の法話を記事にするつもりはありませんでした。なかなか聞けない法然院での法話なので、いつも以上に聞くことに集中したかったのです。こ…

初めて『浄土三部経』を読んで(その2・極楽浄土への憧れを持つこと)

浄土に生まれたい、そう願えばいいではないか、そのために阿弥陀仏が誓願をたてて極楽浄土を作ったのではないか。お釈迦様は、こう訴えかけているように私は感じました。 ですが、極楽浄土と言うのはどこにどのように存在しているのでしょうか。阿弥陀仏はど…

初めて『浄土三部経』を読んで(その1・繰り返される極楽浄土の素晴らしさ)

私のこれからの生き方を考えた時、一つの大きな指針となるのではと感じたのは、浄土の教えでした。最初のきっかけは『歎異抄』です。もう十年以上も前に出会った本ですが、この1年ほどで、その内容が実感できるようになりました。そしてその後、関連する本…

ミクロの世界と阿弥陀仏の誓願

私は若いころから科学関係の本、特に宇宙や物理学に関する本を読むのが好きでした。もっとも素人なので、一般向けに書かれた新書等がほとんどで、専門書を読んできたわけではありません。例えば、宇宙の起源や果て、それに関連して相対性理論、量子論や不確…

【Book】『人間の運命』五木寛之

『人間の運命』五木寛之 角川文庫 2013年2月25日発行 自らの生い立ちや過酷な戦後の引き上げ体験などを通して、著者は「宿業」「運命」を考え続けてきました。私たちは「悪」を犯さざるを得ない存在なのでしょうか。自分の「努力」で「運命」は変えられるの…

【Book】『歎異抄』全訳注=梅原猛

『歎異抄』全訳注=梅原猛 講談社学術文庫 2000年9月10日発行 『歎異抄』は親鸞の弟子、唯円の著作と言われています。そこには親鸞の言葉や教えが、生々しいまでに書き残され、「本願念仏」「本願他力」の教えを伝えています。大変、著名な本ですから、沢山…

【Book】『人はなぜ宗教を必要とするのか』阿満利麿

『人はなぜ宗教を必要とするのか』阿満利麿 ちくま新書 1999年11月20日発行 現代の日本では、多くの人が宗教の必要性を感じていないと思います。そんな現代において「宗教」とは何か、著者は解き明かしていきます。そして、その「宗教」がなぜ現代の日本人の…